歌詞

作詞：呀兎

作曲：呀兎

あれはそう　桜舞う晴れた日の午後 君の手を握ってさ もうずっと前を征く広い背中に ただ目を奪われてしまうのだ 遠くを見つめる 僕の知らない君の顔 ねえ、拙い言葉だったけど 「愛してるよ」まだ想ってる 未だに染みてる君の残香　残響 淘汰できないのは何故？ きっとそう　ほつれて引きずる靴紐 結べないで歩いてた日のことを 思い出してはただ目を腫らしてしまうのだ 前は滲んで仕舞ったのだ ねえ、君が先何処へ行っても 「愛していたよ」ただそれだけで 未だに覚えてる　その仕草、温もり 忘れられないのは何故？ 何故？ まだ君を思い出には 出来そうもないんだ 赦して　ごめんね 弱い私のこと ねえ、主人公（きみ）が居ない物語は 進まないよ　あの時のまま 今更思いが頬を伝っても　零れても　溢れても 君は居ないのにね　 ねえ