歌詞

作詞：Nepi

作曲：空木ユリメ

数百年のときのなかで 失われていく想いがある 名も無き歌　名も無き声 忘れ去られて泡となり消え 数千年のときのなかで 失われていった音の数 愛があれば　そこにあれば 救われていた心 暖かく冷たいこの世界で 歌を描くにはどうすればいいの 僕が生きてるこの青い海 こんなにも澄んで奇麗なの この祈りよ届けと音に託された言葉 すべて拾い集め 誰にも聞こえない歌を あぁ今日またここで歌ってる 僅かな時と命が 気泡が水面へ昇り星になる 小さな願いが集まって 小さな瞳が揺れたときに 深い海の底に咲いたこの星空 美しく哀しいこの世界で 歌を残すにはどうすればいいの もしもこの願い叶うなら 百年後の君へと飛んでけ 激しい波の中で砂の城を建てていく 一瞬の光から いつか消えてなくなる歌 あぁ時の流れを示す歌 あぁもう少し この場所で祈り続けて 海の讃美歌を 世界へ未来へ君へ 君が今歌を歌うなら 生き続けられる想いがある 神には成れなくとも 魂は語り継がれていく いつかいつか忘れ去られる歌 あぁ今君の隣で生きる歌