歌詞

作詞：Ab3cchi

作曲：Ab3cchi

「届かない…」 時のカケラ 二つ集めてみてた 流し燈籠を浮かべて ホロスコープ 月の満ち欠けのよう 夜空照らす かき消される靴音 どしゃ降りの雨　 ゆきかう人にとけてく ひとつ目のカケラに映ったきみは しずくのこし かすれてく （冷めた）ふりして （こころ）隠して　　 （嘘の） 言葉ならべて （迷い） うつろい （すべて）流されてく 崩れてく あいたくて あいたくて ふたりの時をつないで ため息まじりの声が 白くなり途切れた あの日が すき すき すき 寄り添い歩く ふたりの姿がすき もどらない 風に吹かれて 別のカケラ手にとる かざして見れば 色あせる 薄れてゆく あの日の夢　　　　 放射状の坂道 立ち止まれば　 ゆらゆら時は流れる 肩に残る きみの声が 少しだけ 震えてた 眠れない夜をこえて 閉ざされた扉あける 戻れない季節も 街も映っては消えてく あの日のこぼれた涙も 伝えたかった 心につまった ものがしさが離れない 意味のない 駆けひきや 退屈とか 気まぐれや 振り回され わがままさえ いとおしくなる すれ違い かけ違い 思いやり 優しいうそ 時を刻んで うたかたになる 眠れない夜が明けて さびれた扉を叩く 守れない約束も 待ち続てる 今も あの日のこぼれた涙も 伝えたかった 心に閉ざした言葉さえも きらめいている ああ 輝いてる あいたくて あいたくて ふたりの心かさねて ため息まじりの声が 白くなり途切れた あの日が すき すき すき 寄り添いならぶ ふたりの背中がすき もどらない 風に吹かれて