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人が作った世界の汚さと僕が過ごしている日常。僕含め(認めたくはないが認めてもいい。)なんとなく生きてそうな人間を曲にしました。前半は童話チックに作りました。
作詞:寄木秋金
作曲:寄木秋金
路線バスに揺られながら僕は 世界の終わりを想像した。 音も色も光も澱んでいた。 でもこれが僕らの倫理だった。 ある空ビル、痩せ細った熊が 首を吊って死んでいたみたいだ。 その毛皮で食い繋いだ少女は 2日後に身包み剥がされていた。 そんな世界を僕らは生きてる。 勘違いをしていた僕らは 再生を図ろうとしたんだ 見つめた先は一点になった。 その数年後には荒れた大地を 感じさせないほどの都市ができ 僕らは歓喜し歌を歌う。 その百年後また荒れた大地が バカになった僕らを体現するんだ。 表しているんだ。 間違ってしまうんだ。 絡まっていく。 いつでも時代はそうだった。 僕らの不安定な倫理は、 己の正義に基づいていた。 そこには過去、未来、消えてた。 くだらないことで向きになる それが僕らの悲しみに成る。 反逆の魂が鳴って 僕らはまた獣と化けるんだ ほら、 ほら、 ほら。 阪急電車に揺られながら僕は 好きな音楽を垂れ流して聴いていなかった 午後の梅田行き。 あの時の僕は虚無でも希望でも形容できない 生きているというただの事象そのものだった。 スタジオに入るとマーシャルの電源を入れる。 いつものように下手な音を鳴らすだけ。 でもいつもとは違う退屈さを感じた。 二日後にはあいつが辞めていったんだ。 桜の木は所々枯れていて、 水面に映る欠けた僕は僕を見つめてただけ。 数年後には諦めて会社で働いているのかと 心が重くなった帰りの京都行き。 ずっと囚われていた。 夢に囚われていた。 それは汚かった。 アスファルトに染み込んだ エンジンオイルが虹色に輝く様に。 複雑な気持ちを 表しているんだ。 ただ待ってしまうんだ。 くたばってゆく。 それでもなんとかなる気がしている 僕はただの間抜けか 差し引いた君の温もりが なんだか虚無を加速させる ぐらいに僕は落ちぶれてる でも生きる理由が欲しかった。 成し遂げることの価値に対し 期待してる僕は惨めか? 明日にはヘラヘラしている 僕に絶望を覚えた 二つの想う気持ちも チリと化して響かない でも僕は必要だと クソッタレな世の中で叫ぶ 忌々しいこの世界だ クソッタレは僕、自身かな 死に損ないの正義だ 社会にいつも囚われてる 僕らの不安定な倫理は 時の流れに基づいてた。 そこでは意味もなくただ生きる。 くだらないことで時は過ぎ 憚られた時、僕は死ぬ。 残酷な悲しみが去って 僕らはまた冷笑と化ける。 死んだ少女のことなんかを 聞いて僕らは下を向いて 忘れて明日は前を向いた 上を向くぐらい勢いがついて 気づかず生き続ける なんとなく日々生き続ける、 不安でも日々生き続ける。 意味もなくただ生き続けるんだ。
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