歌詞

作詞：みずき

作曲：みずき

人の優しさが纏わりつく様に鬱陶しくて どうせ大して気にも掛けてくれないくせに 大人の皮を被った出来損ないの木偶の坊が 所狭しと並べられている 腐り始めた街の鱗片が林檎パイの様に切りとられる 逃げ出せよ 全部振り切って 嫌な顔ばかりが過ぎる 澱みきった世界だ 飛べるかな鳥の様に 痛みも悲しみも 無い世界に 生まれたら生きられたら 私は私をまた選べるのかな 人の痛みをわかったフリをして 下心を剥き出しにしている 言い当てられて視線を外した偽善的な人間 なあ、どうすればいいんだよ？って 無くなった"明日"には何をしていた 死んでも伝えたい事が在ったのかも 誤魔化してきた言葉達に 命を食い破られる生きてるこその痛みだ 飛べるかな鳥の様に 人の価値を人が決めない世界に 生まれたら生きられたら 私は私をまた選べるのかな 出来るかな私の様に 自分の価値を自分で決める世界に 選ぶのは選んだのは　私が私で在ります様に 降り注ぐ雨の様に 飛び交う罵声の中を進めばいい 宙に舞った雫は　きっと最期の嬉し涙 ニュースのヘッドラインを 3秒で過ぎていっただけの私の人生だったけれど 拾い集め 掻き集め目一杯の自己表現だった 人間だったと言いたかった 愛されたいと言えなかった 痛かったんだと言いたかった 愛してるんだと言えなかった