歌詞

作詞：マリエ映茉

作曲：マリエ映茉

走り出した　蒼い列車 いつから乗っていたのかは　覚えていない 変わり映えしない　窓の外　 不安になるから　とりあえず抱えてきた荷物たち そもそも何が　欲しかったっけ 行きたい場所は　どこだったっけ 冷たく　夜が落ちる 気づかれない　蒼い列車 そういえば僕以外　誰も乗っていない 行き先だって書いてないし だいたい運転手だって居やしない どうしてくれる そもそも僕は　誰だったっけ 行きたい場所は　どこだったっけ 妖しく　月が笑う 目の前の　闇を目掛けて ライトを向ける 行きたい場所は　どこだったっけなんて 本当はわかっているのに 見ないふりをしてただけ そもそも僕は　誰でもない ただの僕だ 荷物は捨てて　行き先はもう決まった 光が見える もがきながら　夜は溶けていく 表と裏　　切符は片道しかない 迷いながら　時は過ぎていく 祈りながら　終わりへと向かう 列車が　長い夜を抜ける