歌詞

作詞：Reve

作曲：Reve

白雪のパラドックス 幸先悪い話ばかり耳につくな 終わりの見えない我慢なんて 耐えていられないって気持ちもそりゃ分かるが 何気なく誰かに渡す「大丈夫」は 己の幸すら奪うような 遅れて来て好き放題の不可視の毒 「今日会わないとしばらく会えないから」と 会った人の「しばらく」を奪って 今生の別れにでも代えるつもりかい？ 最愛の人の目を覚ますのではなく 永遠に覚めないようにするキスをして 幸せなのかい？ 愛しい人が隣で眠るなら 気持ち良さそうな寝顔を見ながら 健やかな寝息を聴きたいな 可愛く思えてきて頭を撫でた時は 照れくさそうに戯けてみせてほしいんだ 僕はそれがいいな "幸先悪い話ばかりで嫌になるな こんな時は君に会いたいな だけどもう君はこの世界のどこにもいない 何気なく君に渡した「大丈夫」が 己の幸すら奪っていった" その時呪うは他ならぬ自分だろうな 「生きていればそのうちまた会えるよ」 そんな不確定な言葉は取って付けたようで好ましくはないけれど もう2度と会うことができないという確定より ずっといいだろう何よりも命に感謝を 愛しい人が隣で眠る時 寝顔を綺麗だと思うことができるのは 目を覚ますと知っているから もっと笑ったり泣いたり怒ったり 色んな表情を見たい知りたいんだ 僕はそれがいいな "ずっと温めている「大好き」も 渡す宛がなければ意味がないのに…" "この世界の中ならどこでもいいから この世界の中にいてほしかった…" "罪を悔いて後を追ったって同じところには 辿り着けないだろう…" そうやって泣き叫ぶことの無いように 「またね」と言える勇気を持とう 愛しい人が隣で眠るなら 気持ち良さそうな寝顔を見ながら 健やかな寝息を聴きたいな 可愛く思えてきて頭を撫でた時は 照れくさそうに戯けてみせてほしいんだ そうだそんな些細な幸せを 続けていられるのが1番の幸せなんだ 少しの間離れても消えないのが絆なんだ 自ら断ち切ることないよう 大事にしよう本当の意味で そして優しい光を灯そうこの世界に