歌詞

作詞：夏野

作曲：夏野

僕らの心を蝕む怪獣を 他人の分までやっつけようと 必死に戦うあいつは不器用で 僕がいなきゃうまく笑えもしないやつで 今日も僕の隣で　やっぱり 「ちゃんと元気にしてる？」と 顔を覗き込んでくる なんにも悲しいことなんてないのに いつか　君が 小さな怪獣を一匹こらしめたとき　 君は　泣きながら手を差し伸べていた ごめんね、痛かったよね　って 僕らの心はもろくて単純で 他人のことみてる暇なんてなくて 必死に自分を隠す僕は不器用で 君がいなきゃうまく笑えもしないやつで 今日も君の隣で　やっぱり 「かっこよくいなくちゃいけない」と 馬鹿みたいな無理をしている 一つでもかっこつけられたことがあったかな いつか　僕が 小さな怪獣を一匹こらしめたとき　 君は僕の目を見て　優しい顔して この子も生きてるんだねって そう言った 美しい心を持つ人になりたいと 夢見る汚れた僕は とても綺麗な　傷だらけの君を 守りたいと思った ちゃんと元気にしてるの？ いつか　僕等が 小さな怪獣に嚙みつかれて泣いてしまったとき 僕は拙いままで手を差し出すのだろう 痛みさえ抱きしめられる日々が 愛おしい