歌詞

作詞：瀬戸俊明

作曲：瀬戸俊明

誰かの囁きで目が醒めた 「イツマデコンナトコニイルノ？」 出ようとして鍵を探すけれど 鍵穴なんて何処にも無かった 死んだ眼で笑って  無気力に生きて やり直したいだなんてそんな 虚ろを齧るだけの毎日に  僕に似た君の声がした この部屋の中から  僕を連れ出してくモンスターは いつもすぐ側で  心の近くで 鳴り続けていた声なんだ この部屋に溢れた  悲しみを蹴散らすモンスターは 僕を背に乗せ飛び立ってゆくよ だからその耳をいま  塞がないで 黒い肌 赤い髪 大きな爪 どこか遠くを見つめて 大人になれない子供達の 心を解き放ちに行くよ だけど君だって  胸に隠した 涙の音はいつも 鼓動のように僕に伝わってる  悲しみを力に変えてる この部屋に残した  叶わない夢や希望は 君が全部食べて 叫び声上げた 未来を掴まえる歌にした この部屋に作った  思い出や嘘や涙は 僕を動かす魔物になって もうすぐこの手足が駆け出していく 君の翼がいつか  燃え尽きて灰になっても 君から貰った  力で変身わろう 僕がなろう  インドアモンスター この部屋の中から  アナタ連れ出してくモンスターは いつもすぐ側で  アナタの近くで 鳴り続けていた声なんだ この部屋に溢れた  悲しみを蹴散らすモンスターは アナタを今連れ去りに行くよ だからその耳をまだ  塞がないで