歌詞

作詞：林 拓夢

作曲：林 拓夢

君を乗せてから かれこれ25分くらいかな 僕の中の砂時計は 仕事をしてくれないみたいだ 「予報外れだね」って 降るはずだった 土砂降りの雨の 話をして思ったんだ 今日はツイてるな 先走って 相まって ドラマチックな展開を期待して 待ち望んだ僕の書いたプロットに 君の瞳の中に一番星を あの星を忘れない 君にとって どれだけデタラメな思い出も 忘れないから 忘れられないから せめてもの救いでも あの星を忘れたら 君のことすら 忘れてしまいそうな気がして 怖くなって 息を止めた 気がつけば朝靄が 邪魔して見えないな ずっと想っていたのさ もっと考えていればって 言い訳と後悔 積もり積もる理想語れば だらしなくなってしまうから 心で決めたんだ 言わないけど 声が 漏れ出した 「間に合った」 徐々にズレ始めたシナリオ ノーカットワンシーン見せ場のフレーズに 合わせ口ずさむはずのセリフは何だっけ？ あの星を忘れない 空に広がった 結んだ点と点を指でなぞれば 不器用でさ ぎこちないけど 上手に描けたなら あの星を忘れたら この瞬間が 今日という今日が終わってしまう気がして 連れ出しては 戻ってしまうから まだここに居てよ ねぇ 昨日みた名作ドラマのそのオチも くだらない話とわかって笑った呟きも 夢中で書き留めた君との思い出も どれも記憶の中で思い出しては 忘れてしまうのかな、、、 あの星を忘れない そんな儚い想いが ほら 此処にある 此処にあるから 星屑を集めて さぁ あの星を忘れたら 君のことすら 忘れてしまいそうな気がして 怖くなって 息を止めた 気がつけば朝靄が 邪魔して見えないな あの星を忘れない