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別れを告げられたばかりの男の子のお話。
作詞:世(sei)
作曲:世(sei)
揺れる街灯、セミの鳴き声 僕も泣いた 靡く髪が、さよならを告げる 君も泣いた 最後の言葉、「幸せになってね。」 僕の足を止めた 声にならない言葉たちが 君の背中をなぞった 飾った思い出がバラバラに散って 君の「好きだよ」薄れていくんだね 君の匂いが部屋の片隅で 息をして消えていくんだね 別々の道をまるで決まってたかのように 歩いていくんだよ カーブミラーにあの頃のふたりが映って 目を逸らしたんだ この道で別れたふたりにまたねはないよ 「お幸せに。」 二人の記憶を忘れないでいて いつかの笑い話にしよう 残ったお酒を、あの月に飲ませて 今日は眠ろう 明日になったら、また顔を洗って いつもの日常に帰るんだ でも、この夜だけ、君でいて
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