祈りの幕を下ろした後に

Sheepdogs in the Hollow
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歌詞

作詞:鈴木 康弘

作曲:鈴木 康弘

揺れた灯火が 照らし出した 箱庭に並んだピルグリム 横顔には 影を連れて 使い古された常套句で 演じる僕は 失くした意味に 気づかぬまま溺れ 寄り添い合い また離れて 繰り返すことでしか測る術を 見出せぬ 悲劇の果て 誰もが願いたくて 救いを求めたくて 絶えず胸に積もる痛みを残したまま 孤独を詠ったんだ まだ癒えぬ傷に触れた 微かな光へと 解り合うという綺麗事に 縋り付く 祈りの顛末は 幾度となく 知ったはずで けれど 僕はこの失望さえ 呑み込む振りでやり過ごしては 弱さを隠してた せめて たった一つだけは 救えるもの この手の届く距離で 繋ぎ留め 愛せる様に 誰もが奪い合って 言葉で汚し合って 繰り返した愚かさで塗り重ねてきた 壊れる時はいつも 全てが一瞬と僕ら 知ってたはずなのに せめて 奇跡を願う余地をくれよ 儚き終わりに そうだ 赦しを乞うのは僕で良い 救いを歌うもまた僕で良い 報われるのは君で良いから それでも願いたくて 救いを求めたくて 見えざる手が 描く軌跡を辿る僕は 僅かな希望だって 愚かな願いだって 与えられた この定めを変えられるなら 祈りの幕を下ろした後に 残せる光 傷ついたこの手で 記していこう 哀しみさえ 祈りに変わる様に

アーティスト情報

2017年、正式に活動をスタート。 憂いや葛藤の中に微かに光を灯すような歌詞世界を透明な声と煌びやかなサウンドで描き出す、都内を拠点に活動中の4ピースギターロックバンド。 記憶や言葉といった誰しもが持つ普遍的なものをキーワードとした歌詞と音像の世界は、やがてバンドの意志を超えてあなただけの意味を持つようになる。 アグレッシブなサウンドやライブパフォーマンスに対比される繊細な世界観を感じてください。 【Twitter(Official)】 ➡️@Sheepdogs_info

shea

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