歌詞

作詞：勝尾泰地

作曲：ちーむきゅんです

行先を決めたあなたたちの 旅立ちの日はあしたのことか 行先もみえぬ僕は 見送ることしかできないや 終電まで語り合った劇場前に あなたたちがいるんじゃないかって まだ思ってしまう僕らがいて でも目の前には僕らしか残ってなくて 行先がまた見えなくなったら いつでも、帰って来てね そう言ってあなたたちを送る明日を想像する 旅に出るあなたたちにかけることばを想像する 想像ばっかり上手になって現実を受け止めるのは とても下手だ 遠くに行くわけじゃないから もう会えないわけじゃないから 明日にはいなくなってしまうけど 悲しみは少しもないから この場所を離れるあなたたちを 少しだけ憎んでいますが 少しタバコ臭いスタジオも。 皆で熱くなったライブハウスも 店員が優しいあの居酒屋だって 全部記憶から離れないよね 遠くに行くわけじゃないから もう会えないわけじゃないから 明日にはいなくなってしまうけど 悲しさはもうわすれたからさ でもさ、寂しさを隠せるほど僕ら 器用じゃないんだ 「最後」なんて言って笑わないでよ でもさ、いまは僕ら見送らなきゃいけないんだ 少し前を歩くあなた達へ またね