歌詞

作詞：木島拓海

作曲：木島拓海

未完成なまま重くなった 箱の中身は。 色が褪せて光らなくなった 宝の地図は。 嘘になってしまう 。 嘘になってしまうみたいだな。 2畳半の部屋に零れ落ちた 光みたいな。 不完全なまま飛んで行った 君の行方は。 見失ってしまう。 見失ってしまう僕だけど。 あぁ 羽がないからさ 空は飛べないな。 ガラクタの中うずくまって 記憶の中に消えるのも 悪くないよな。 無愛想なまま募っていく だけの思いは。 無感動な空へ飛び立って 光に消えた。 そんなことも知らず飛び立った 君の言葉も。 不安定なままで滑り落ちた 時の痛みも。 忘れ去ってしまう。 忘れ去って、そして。 嘘になってしまう みたいだね。 あぁ 羽がなくてもさ、 空は飛べるんだ。 傷付いてまた繰り返して、 僕は息を止める。 そしていつか、辛い暗い世界から 逃げ出すように。 『飛んで行けよ。 好きな方へ。』