歌詞

作詞：南雲椿

作曲：南雲椿

心解ける午前0時 淡い光がチラついて 少し愛せた気がしたのは 月が朧げだから 美しい物の裏側に 解けない心を溶かして 夜の暗闇が隠した物 手探りで僕は探してる 愛情も色褪せて 届かない物になるのかななんて 分かりやすい物ばかり 僕は求めるから 大切な物が何か分からずに 淡過ぎる夜明け前 月が溶け出してく 僕はただ見惚れるだけで 夜明け前の寂しさに 目を閉じてもすぐそこに 色付いてく暁天が 憂鬱さえ連れて行く 朝焼け溶かす輪郭に 気付かないフリをしていたんだ 夜の空気は冷たいままでも 鮮やかな物を思い出す 感傷に浸る前に 僕は本物が知りたいんだ強く それだけだよ 眠れない夜の底 この目を奪うのは 朧げな月明かりと街路灯 見落としてしまうには 美し過ぎるから 冷たい色の息をして 触れていたいのに僕の手をすり抜けるんだ 大それた事は望んでいないのに 色褪せる物に見惚れているだけだなんて 僕には出来ないよ 眠れない夜の底 この目を奪うのは 朧げな月明かりと街路灯 いつまでも色褪せない物なんて無いから 見惚れるだけじゃ足りないよ 触れていたいのに僕の手をすり抜けるんだ 大それた事は望んでいないのに 色褪せる物に見惚れているだけだなんて 僕には出来ないよ