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草木の揺れる音がこだまする夜。 月のスポットライトを浴びて、ステージが始まる。 この夜、この瞬間だけ。 全てのしがらみから解き放たれ、 妖しく、そして美しく咲き誇り、 朝陽と共に枯れゆく彼女は、 さながらシンデレラのようで。 光沢を失ったくたびれたヒールを放り投げ、 今宵も彼女は千鳥足で踊るのだ。
作詞：シオン
作曲：リョウスケ
酸っぱいものは食べたくないから ショートケーキの苺いらないし 汚いものは見たくないから 貴方を 片目に映して 映して好きと言って逝きたいんだ 未だ醒めない夢を見てる 目を閉じれば いつもと変わらない 消えそうで静かな夜に 相対の愛をぶつけ合い 御伽話と踊る ただ、これじゃちっとも 満足できないんだ 夜明け前に君と消える 都合いい様に生きていたい 無難な幸せ ほどほどに これが最低で最強な魔法 アルコールの波に乗ってラララ 錆びついたミラーボールの下で踊るの アルコール、匂い纏ってラララ スピーカーから発せられるビート あぁまだ止まらない そうだ甘い物だけ 綺麗な物だけ 切って貼っては、上書き保存して エンディングに流れる叙情歌 口遊み踊る酔いどれ だって、この人生の 主演、監督勤めますのは 他でもない、 誰でもない、 私よ さぁさぁ皆様、拍手喝采なさい アルコールの波に乗ってラララ 欠け落ちたミラーボールの下で踊るの アルコール、匂い纏ってラララ 心の臓から発せられるビート あぁただ溺れたい
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