歌詞

作詞：Jesse

作曲：Jesse

薄紅色のズルい唇は ぐうの音も出ない僕に気付かせた 茜さすあの日には戻れない ほろ苦く香るカシスのように。 笑い合えるこの時間が あと何分何秒続くか 知りたくもないどころか、 知るはずもないことなのさ お互い様だってことだよ この恋が実るには あと何周時計を回れば いいのかだけ教えてよ 知りたくてたまらないんだ 君にしか分からないこと だけど、0.01秒の針さえも 止まることはないし、 今も"チクタク"とうるさく僕らの 心を焦らす 薄紅色のズルい唇は ぐうの音も出ない僕に気付かせた 茜さすあの日には戻れない ほろ苦く香るカシスのように。 もしも巻き戻せたなら、 さて、どこのいつに戻すだろうな 君に出会った3分前か、手放した1週間前か 苦い味がそっと舌を撫でる だけど、0.01mlの涙さえ 救えたことないし、 今も"チクチク"と痺れるけど、 好きなのは変わらないから イロハニホヘトの数だけ君に 幸せが降り注ぎますように 伝えたい言の葉は溢れそうなのに、 「さよなら」だけは出てきそうにないんだよ ほろ苦く香るカシスのような… 恋をして、時を戻して、 色褪せる前に、忘れる前に 伝えよう 薄紅色のズルい唇は ぐうの音も出ない僕に気付かせた 君へいちばん伝えたい想いは、 ただのつまらない「ありがとう」 それだけ… ほろ苦く香るカシスのように。