歌詞

3秒前のことも覚えていないの　僕を探し回る君は 冷蔵庫を開けて閉じて僕を見つける 目の前の景色はどう映るの　例えば思い出の道 泣き笑いもしたけど　君には新しいかな こんなふうに思ってしまうのは　僕の戸惑いと 2人で描いた未来像をまだ捨てきれていないから 壁の向こうで少し泣こう きっと忘れたくないものが　 君の涙の数だけあって 悲しくて怖くて暗い海のようで　 目的地を示す灯台は見えないけど 君が時間をかけて作った 甘酸っぱくて苦いアメが 溶けていくのが僕のより少し早いだけ そうみんなよりちょっと早いだけ 半分くらい分け合ってきたじゃないか　 時間が経とうとも 胸に君を連れて　新しいものを見ていくよ あぁ何かのきっかけで　 すべての歯車が噛み合って 突然戻ったりしないかな 僕は強くはないから そんなことを考えてしまう 幾重にも重なった　 時に渋くも甘くもある そのアメはやがてその層をなくし　 君をつくる核へと辿り着く きっと忘れていないことが　 その笑顔に表れている 優しくて柔らかいその光は　 僕に向かうべき場所を教えている 君と時間をかけて作った 僕の胸の中にあるアメは また色を重ね　時には剥がれて　 その形を変えてゆくだろう いろんな味でいろんな色で 僕の日々を彩ってゆくだろう