歌詞

作詞：しおん

作曲：しおん

手紙にはいつでもイラストを添える 私を真似して 下手くそな私の似顔絵を 描いてくれたこと 帰りの電車で思い出して 1人で笑ってしまった どうせならあのときもっと 笑っていればよかったのかな 戻りたいななんて もう思わなくなったけど "戻れたら"なんていうのは たまに考えてしまうよ 愛してるだなんて言葉より 朝まで話してたかっただけ あれが最後だったなら もっと最後らしくありたかった "あなたは優しい人だ"って 勝手に思っていたけど 私に合わせてくれてただけなんだね 大切なときに限って言葉が足りなかった 傷ついたことをうまく伝えられなかった 飲み込んだ言葉が本当に言いたかった事だと 気付いたときにはもう遅かった 「さっきのお店、いくらした？」 「忘れた！また今度でいいよ」 って、さりげない次回予告を 反芻する日々でした おすすめのやつ片っ端から頼んで 「あれ、なんの話してたっけ」 「覚えてないね」 「じゃあ、音楽の話でもしよう？」 あなたが好きそうなワンピース 趣味じゃないとか思いながら買って 次に着ていこって決めてたのになぁ 言葉なんてなくてもいい関係と思っていた 伝えることすら面倒になってただけだった 分からないって言いながら解ろうともしてなかったこと、今更 フィルムカメラ残り少ないやつ 使い切りたいから散歩でもしよって あれ結構楽しかったのになぁ しばらく使ってなかったカバンからは あなたと過ごしてた時間 あのときの写真をあなたは見ることもないまま 大切なときに限って言葉が足りなかった 傷つけたことをうまく謝れなかった 飲み込んだ言葉が本当に言いたかったことだと 気付いたときにはもう遅かった