歌詞

作詞：柏木但秋

作曲：柏木但秋

全てを脅かすように 天下を弄ぶ猿 傲慢卑劣に 果敢に立ち向かい遣る 九戸の兵を数うるに 大凡五千と 無念の遣り場を求むるとして 彼の麾下には非ずと定む 謀りを以て応うるは 天さえも嘲弄した獣 見定めし行方は何処 勝てぬ戦とありても抗う気骨 ただ眼前に布陣する大勢に当たる 睨め付けたる視界には 悪意に満ちた贋たる和の勢 約定を反故にされて 焼かれた一党の夢の跡 三日三晩空を焦がす 意志を以て立ち向かわざるは 臆病たる者として名を残すばかり 時を眺め過たず飛び立てやと云う 我が生より学ぶなら己を堪えて待てと 我執など捨てて羽搏く 其の身ならば我が矢とて 射落すことも能わじと成らん 久遠の願い果たす為 彼の意に任せて日々を紡いだ 己が命を生きる様にと 其の魂はまた語り掛ける様だ