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冬雨/れんまろ
れんまろ

歌詞

作詞:れんまろ

作曲:れんまろ

冬雨 真っ白い景色がみたい あなたがそう言うから その手を引いて 猫の手も借りて ここまで来たけど ばっかみたい空があおい あなたのケツもあおいから 滑り転んで 氷柱の先の 玉のような涙を 言葉じゃ孤独はいえない だから僕は話せない ホラ吹きになって 高く飛んだとして そこに君はいないよ (君は質素な僕アパートで、ぼんやりと 「雪がみたい」そう言った。あまりにしつこいので、僕は君を連れて車に乗った何時間も運転して、着いた頃には昼だった。馬鹿みたいに空があおい。君は僕にこれを見せたかったのだろうか) 航海長い旅路の先は 何も無いのがオチで 既に氷った もときたみちは 引き返せやしない 廃材打ち捨てられた ベンチに2人腰かけ 肩に乗る頭 たまにはいいか こんな馬鹿げた旅路も たとえ貧しくとも 心に火をともそう 壊れそうなその手を握って 忘れそうなら写真とメモして ほら一等星 (ほら一等星) 叶うならずっと(このまま2人) 分かり合えないことは多くない そんな気がするよ そんな気がするよ よ よ よ(音がキレるやつ) 君に出会ったそれからの日々は 光始めた光明の最中 言葉足らずの僕のこの言葉 拾い集めてできたこの歌だ ある日朝日君の声はまるで生きる伝説 君の瞳キラリ光笑う 映る満月 あの日伸ばしとった手の綺麗さに戦慄 君の純に響く声に会い混じった哀切 寂しげな姿形それはまるで名月 やがて空は灰になって君の姿消える そうさ僕ら秋のように風に飛ばされる さよならも言えぬうちに別れる気がする (おはようと君の声がする。昨日の残雪が僕の体の中にいるみたいに寒い。適当なシャツに首を通して、ヨレヨレのズボンに片足ずつ足を通す。机に並んだ朝食から湯気がたっていて、僕と君は対面して座る。君の瞳を見つめていると、君は少し不思議そうな顔をして「いただきすは?」と僕に聞いた) まっさらシーツの上で 君を抱えて眠るよ 触れる唇 漏れる嬌声 波打つシーツ 分からない愛も情慾も 理性も何もかも 君には言わない 自問自答です 僕はまだ夜にいる 早朝君の朝食でお目目が 開いたなら快調 寝ぼけ眼でも シラフの時でも 「やっぱり綺麗だね」 こぼれそうなこのおもいしょって 壊しそうな君に逢いに行くんだ そこで待ってて(そこで待ってて) 本でも読んで(あくびをしてて) 分かり合えないなら それでもいいから 壊れそうなその心に触れて 崩れちまったら拾い集めて 大丈夫だよ(大丈夫だよ) 頼りないけれど(僕がいるから) 分かり合えないならそれでいい そんな気がするね

楽曲解説

君はわがままだ。こんな寒い中無理やり布団を引き剥がして僕を連れ出すなんてどうかしている。けれど、そんな顔で見つめられたらどうしようもない。「今日はどこに行きたい?」君は笑顔で僕の質問に答える。エンジンをかけて暖房を最大にする。車内のひんやりとした空気に凍えながら車を走らせた。

アーティスト情報

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