歌詞

ヘッドライトが照らしたわ 牢籠ぐ影一つ 高いヒールが谺する 夜の静けさに溶ける 雨がそっと降り始めたの 私の肩を叩く様に アスファルトは顔色を変えて 闇に染まる　愛に飢える　杞憂になるほど 嗚呼　罪な芳香ね 雨が降る度　堕ちてゆく 嗚呼　背を向けないで 香り始める　ペトリコール ヘッドライトが照らしたわ 抱き合う影一つ 吐息混じりのステップに 歓声が轟く 街路樹に雨が刺さって 私の頬は酷く濡れる 明日の事など憚りもせずに 今夜だけ　思いの丈　溢れ出すまで 嗚呼　罪な芳香ね 雨が降る度　堕ちてゆく 嗚呼　背を向けないで 香り始める　ペトリコール ジェスオミンに移ろう頃には 私　貴方を忘れているだろう 一張羅纏い夜に溶ける 懲りない私にまた惚れる