歌詞

街頭のネオンが煌めく　晩春いつかの22時 赤い高級車走らせて　速度制限目一杯 LINE電話のring&tone 粗忽者の君が待っている なんとなくかけたFM 今行くよ 甲州街道20号沿いの喧騒を駆け抜ける 新宿の摩天楼の際 少し不機嫌ぶった君が居た 今は儚く散る若さだけ 君と二人連れ去ってしまいたい 今宵エンジンを吹かして 右車線朧月夜を駆けていく 無法者 鮮美透涼な君の姿は 僕の日々を解いてく 色褪せた街灯も 過去の記憶のように残るのに 一欠片の灯火は 消えていく... 甲州街道20号沿いの幻想を駆け抜ける 日々や交差する愁苦故 君と言う色彩に飛び込んだ だけど溶け合わない心色 ガラスの靴みたく残った僕 鐘が鳴ったら溶けるかな 全然上手くはいかなかったみたい 「好き」に嘘は無いのに 花園のように色づく街で 朽ちた花弁のように踊り出す たぶんこの先も思い出す 思い出しては夜に涙する 花街道は終わりさ 目を閉じたならもう忘れて