歌詞

誰かの為って訳じゃなくて ただ夜明けを恐れることのないように迎えたい 暮らしは地を這うように こちらは日の目を盗んで 生み出したのは稚拙な文句だけ 贅沢なんて憧れもない 嘯く割に欲しい顔 繰り返すのは甘えと妥協の明日 髭だけが増えて今 気づけば大人の顔 取り残された夜に怯える どれだけ知らん顔しても 絡まる無駄にした日々 誰かの為って訳じゃなくて ただ夜明けを 恐れることのないように迎えたい 時間を売って息を繋ぐ 誇れもしないライフワーク 逃げ出したくなる 他に宛もないけど 嫌から逃げる隠れ場所に 夢って言葉は便利すぎて 間違えたのは勝手と自由の違い 時間だけ過ぎて今 気づけば大人の自分 取り戻せない夜に怯える 歌ってそれなりに経っても 重いままの生活 歌って遠くまで行っても 未だに街の下からは出られない 失くしたことの方が多くて 救いなど無いのかも けど 僅かに得たものがこうして 今も喉を鳴らしている 誰かの為って訳じゃなくて ただ今より 少しだけ胸を張って 誰かの為って訳じゃなくて ただ夜明けを 恐れることのないように迎えたい