The Lily

ARKTA
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楽曲解説

この曲の書き始めは、自分では今までにしたことのない「歌詞のコンセプトを作る 」という方法から入りました。これまでは、自分の中にあるイメージから連想される雰囲気をサウンドとバックトラックに落とし込み、その上にTakが歌詞を乗せる、という作曲スタイルでした。ですが「The Lily」では、音だけでなく言葉でも自分の感情を伝えたいという想いがあり、このような形となりました。 この楽曲には、「希望と絶望、正義と悪、そして愛と憎しみ。全て背中合わせの儚く移ろい行くものだからこそ尊くあり、その中で揺らいでしまう心の葛藤を乗り越えてこそ、自分の信念を貫き、そして愛する人の幸せを願える。」という想いを込めています。「自分の弱さを認めて初めて強い心を持てる。」というありきたりな言葉だけでは人間の本質は語ることはできず、その間にある迷いや葛藤こそが美しく、そして人間を成長させるものだと思っています。「どんなに愛しても想いが届くことはないが、それでも自分の正しさを貫き、あなたの幸せを願う。」という、叶わぬ恋心にこれらのコンセプトを取り入れ、歌や楽曲に乗せました。 自身の経験による表現であるということも、もちろんありますが、実は機動戦士ガンダム UC[ユニコーン]の登場人物の一人であるリディ・マーセナスの心情にインスパイアされ、楽曲コンセプトを作り上げました。Takも私も、昔からのガンダムシリーズファンであり、UCも何 度も見返している大好きな作品です。作中では、愛する少女と結局結ばれることはなく違う道を進むことになり、一度は悪の心に支配されかけてしまいますが、バナージ・リンクスという物語の主人公の力強い信念に戦いの中で晒され、自らの正義を取り戻し、愛した人の望む世界のために戦うことをリディは選択します。希望は絶望に、正義は悪に、愛は憎しみに簡単に変わってしまうでしょうが、その逆も然りだと思います。葛藤を乗り越えてこその強い信念は、たとえ想いが届かなくても深い愛情となり、生きる糧となる。そんな心情の描写に感銘を受け、そして曲を作る原動力となりました。 「The Lily」とは、もちろん百合の花のことですが、花言葉には様々な意味があります。白百合の持つ「威厳・自尊心」、黒百合の持つ「愛・憎しみ」という意味が、上記した楽曲コンセプトにぴったりと嵌りました。そして偶然ですが、インスパイアを受けた「リディ」と「リリィ」の 響きが似ていることもタイトルを決める際の理由の一つとなっています。歌詞や楽曲だけでなく、ジャケットワークの制作も自身で行いました。百合の花が黒から白へ、または白から黒への変化する曖昧さや二面性を、楽曲コンセプトに重ねています。楽曲とあわせて、ジ ャケットからもこの曲の世界観を感じていただければ幸いです。

歌詞

作詞:Tak, kenken

作曲:kenken

Just look at me Just look at me I wanna just stand by your side Everyone is playing us Everything is breaking us Everyone is praying now so Never letting go of you Close your eyes and let’s become one Let me take you to this never-ending sky I’ll break and change this world for you I want you to understand because This might be the last time I can spit I stepped back to save myself from this world Everybody swears but all we see is tears Breaking whatever gets in your way and leaving everythingbehind will shed no tears A place without any fucked up shit, is that my reason to fight? Sounds like another bs to make someone cry I want to die but give me a reason to fly to the sky tonight I wanna runaway faraway to protect myself so show me the god damn way Never letting go of you Close your eyes and let’s become one Let me take you to this never-ending sky I’ll break and change this world for you Cry along cry along Look up to the sky and let everybody fly now, let’s all just Cry along cry along I’m standing right here and waiting for you now Call me and make me believe you so I can live another day I’ll break and change this world for you Every night will always remind me Forget everything and let’s be free now Call me and make me believe you so I can break this world Never letting go of you Close your eyes and let’s become one Let me take you to this never-ending sky I’ll create the future for you Cry along cry along Look up to the sky and let everybody fly now, let’s all just Cry along cry along I’m standing right here and waiting for you now Call me and make me believe you so I can live another day I’ll break and change this world for you I just want to hold you tonight Giving up a fight feels alright Reaching for that bright light tonight, but you’re not here with me May your smile last forever

アーティスト情報

ARKTA(アークタ)はカリフォルニア州ロサンゼルス出身のTak(ヴォーカル)と、東京出身のkenken(ヴォーカル/プロデューサー)によるインターナショナル・ハイブリッド・ロック・デュオ。Takは新日本プロレスのリングアナウンサーとしても知られ、北米のバンドQuietudeのスクリーマーでもある。kenkenは以前、メタルコアバンドDELHEZIのメンバーであり、ラウドバンドAnother Storyのサポートギターを担当していた。 Nu-metalとemoを無縫に組み合わせ、エモーショナルなメロディラインとTakの強烈なスクリームを駆使して、バンドは「人生の高低」のストーリーを語っている。バンドの楽曲を通じて、彼らは主人公たちの人生と死に対する視点、そしてこの世で生きている実感を味わう瞬間に焦点を当てている。「音楽を通して自分たちを表現しているものを、リスナーが映画や小説のような「物語」を体験しているように感じてほしい」とTakは語る。「それは音楽内で表現される感情や言葉に基づいています」とkenkenは付け加える。 2020年5月に結成された直後、ARKTAはゲームブランド Nitro+chiral(ニトロプラス キラル)のコンピュータゲーム「Slow Damage」のエンディングテーマ曲として「Keep me alive」と「Damaging you」の2曲を提供する。このゲームは2021年に世界中でリリースされた。 ゲームと楽曲のリリースを祝し、ARKTAは東京の神田スクエアホールで開催された「CHiRAL LIVE 2022 × Slow Damage」(NITRO CHiRal :旧NITRO+CHiRAL 主催)において、1,000人収容のフルキャパシティの観客を前に初めてのライブを披露。このライブパフォーマンスは世界中に同時配信され、高い評価を受けた。 2023年3月11日、ARKTAはファースト・シングル「The Last Day」を全ストリーミングプラットフォームでリリース。同年7月には初アメリカライブもロサンゼルスで開催されたRising Japan Fest 2023で実現。計画を念頭に置き、DIYを取り入れたARKTAは、ロサンゼルスと東京の間をインターネットで行き来しながら、時間をかけて2024年2月に北米の自主レーベルからリリ

shea

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