歌詞

愛すべきもの一つだけなんて選べやしないから 愛したいもの好きなだけ抱きしめられるように 大きくなりたい 齢うん十年を過ぎて気づいたこと 貰ってばかりだなあ 数えりゃキリがないほど 何か返せているかな 未来数十年描いて気づいたこと 足りないものばかり 求めるとは裏腹 それならば今どうする 友を知って 恋を知って 夢を見ることを覚えて 無我夢中で 駆け回って あなたをおざなりにしてしまって 桜を見上げた少年時代に隣で握ってくれていたその手を 握り返すのは今だぞ 愛すべきもの一つだけなんて選べやしないから 目の前の一つ一つを抱きしめて 時間がかかっても いつか迎えるその別れ 最後 笑って手を振れるように 誰よりも傍にいてくれるその人に 愛してる 言葉にして 描いた未来なんてなくて もがくあまりに 自分のことすらも抱えきれなくなって その度傷つけてばかりだった 友が去って 恋に敗れ 手放したものも増えて 無我夢中になれなくなって 現実に打ちひしがれてしまって うなだれ何度も落とした肩を抱いてくれたその人だけは 離さないように 「愛している」その言葉を ちゃんと守り抜けるように 不格好な僕でも証明するよ 時間がかかっても いつかの終わり隣りには ちゃんとあなたが居て欲しいから 頭・身体・言葉・心全てで 返していくから 渡せるものなど数えるほども残っていないくせ 見栄ばかり余らせていたな 愛されてばかりだった 愛する術は分かってる 夢見がちだった少年も大人になってゆく 愛すべきもの一つだけなんて選べやしないから 目の前の一つ一つを抱きしめて 時間がかかっても いつか迎えるその別れ 最後 笑って手を振れるように 誰よりも傍にいてくれるその人に 愛してる 言葉にして