
君との冬
おこた歌詞
作詞:こた
作曲:A
イルミネーションが滲んで見えたのは 寒さのせいだよってごまかした 今年はなんだか上手くいかなくて 君に会う前の僕なら きっと俯いたままだった コンビニの前で立ち止まる僕を 「どうしたの?」って覗き込む君が 思ってたより近くにいて 言いかけた弱音が 白い夜に溶けていった ひとりきりの冬に慣れたふりをして 無理やり笑って過ごしてきたけど 君と歩くこの街は 少しだけ色を変えていく 雪が降るたび気づいてしまう “あぁ、もう戻れないんだな”って それが少し嬉しくなるんだ プレゼントの袋を握りしめて 渡すタイミングを逃してばかり こんな僕の不器用さごと 受け止めてくれる人が いるなんて思わなかった 帰り道、君が見上げた空に ひらりと星が流れた瞬間 お願いごとより先に 胸の奥が熱くなった きっと全部、君のせいだ 寂しさで自分をごまかしてた あの日の僕に伝えてやりたい こんな冬が来るなんて 想像もしてなかったよ 君が笑う度、未来が そっと形をもっていく この景色を守りたいんだ ねぇ、約束なんてしなくていいから 来年も再来年も “今日みたいだといいね”って 笑い合えるふたりでいよう 変わってく僕らでも 変わらない願いがひとつだけある その隣にいたいんだ 雪に染まる帰り道で そっと君の名前を呼んだら 振り返るその瞳に 言葉よりあたたかい答えがあった この冬が終わる頃には もっと大事になっている そんな未来を信じられる 君となら、きっと行けるよ
楽曲解説
今更冬の曲を作りました。 アパレルだったら遅すぎて春服になっちゃう時期ですよね。
アーティスト情報
等身大の歌詞と近代創造










