
歌詞
作詞:こた
作曲:A
曖昧な気持ちのまま 今日も歩き出してみた 君が笑うだけで 心の奥が追いついてく ポケットの底にまだ 言えずにいた言葉があって 名前のないまま光ってる そんな予感を抱えてる 少し速くなる呼吸が 僕を前へ押していく 君の声が響くたびに 世界が姿を変えていく 夜明けなんて関係ないほどに 僕らはもう走り出して 途切れかけてた未来の線が 君と繋いで描かれてく 街の雑音が遠くなっていく 心の中が広くなっていく 触れたらこぼれそうな想いでも 今なら抱えていける気がした 深夜の風を吸い込んで 夢の残り香を探した 小さな勇気だけを 胸に貼りつけて歩く 諦め方ばかり覚えて 忘れたふりしていたけど 君の言葉ひとつでまた 僕は僕に戻れた気がした 昨日までの弱ささえ 今はどこか愛しくて 「それでいいよ」と笑った君が 全部を肯定していく 追い風なんていらないくらいに ただ前だけを見ていた ちぐはぐだった願いの欠片が 君のそばで丸くなる ビルの影に隠れた痛みも いつかの涙の理由も 全部抱えたままでいいから もう一度強く歩きたいんだ 回り道ばかりの僕だったけど その全部に君が光をくれた 失くしたと思ってた言葉も やっと胸で芽を出したんだ 過ぎ去った時間のどこかで 確かに僕らは続いていた 夜明けの手前で立ち止まって 君の横顔を見つめていた 形のない希望だけを抱いて もう一度走り出してみる 街のざわめきが戻るほどに 僕らの影が長く伸びていく これからの物語の先にも 君の笑顔がありますように
アーティスト情報
等身大の歌詞と近代創造











