楽曲解説

ーー五十嵐さんは読書がお好きだと聞きました。 五十嵐：まあまあさ。1か月に3冊読むくらいだ。 ーーそうなんですね。特にどういった本を読まれるんですか？ 五十嵐 ：いろいろさ。最近特に面白かったのは古代ヨーロッパの歴史書だな。 今じゃ当り前なことが全く当り前じゃないんだ。あの当時はハトと煙がインターネットの代わりなんだ。 ーー面白そうですね。流川さんは読まれますか？ 流川 ：俺は全く読まないが、漫画なら得意さ。(笑)かっこいい絵があったほうがいいに決まっているだろ？ 五十嵐 ：お前はくそ野郎だ。だから大学から出るのに6年もかかるんだ。(笑) ーー(笑)。歴史といえば、以前辻さんがDeadMan's Faint Signsは歴史の曲だってお話されていました。 流川 ：ああ、そういってたな。俺には何のことかさっぱりだ。なんてったって今まで付き合った女の顔だって覚えてないんだぜ。(笑) 五十嵐 ：誰かと付き合っていることすら忘れて別の女と付き合ったりもしているよな。(笑)刺されないように背中に注意して過ごすことだ。 流川 ：でもあの曲はファンタスティックだ。平坦で一見つまらない曲に感じるんだが、2回、3回と聞くほどにやみつきになっていくんだ。 五十嵐 ：この曲は戦いの中で命を落とした戦士たちを歌っているんだ。どんな歴史書にもそいつらの人生については全く書かれることはないから、代わりに俺たちが歌にしているんだ。