歌詞

黒板に浮かぶ白い文字の羅列 チューニングの狂ったピンクのギター 2月を境に止まった君の着信 1ヶ月数万の飲食店バイト 僕の青い春。 「いつか大人になったら…」と 期待と不安抱く小さな僕 もう背伸びをせずとも 吊革を掴めるようになったよ 学んで 奏でて 愛して 働く そんな人生の17ページは 少しだけ大人を知った あの日のいつかに並んで 18ページ目に差し掛かる じゃあね。 遂に僕らは大人になってしまう あの日のいつかに手が届いてしまう 何にでもなれる気がしたいつか 確かな夢の形があった でも夢は夢だったんだ 小さな僕はずっと 小さな腕でやっと あなたの事をそっと 小さな僕はやっと 夢から覚めた 何ヶ月も前の恋を 昨日の事のように思い出す もう味もせずとも 君の笑顔を噛み締めてる 笑って 怒って 愛して 諦め そんな16.17ページは 君に彩られていたんだ 君に彩られていたんだ あの日の涙忘れぬよう 18Gを右耳に 刺した 不意に僕らは大人になっていく 生き方も知らぬが手が届いてしまう 幸せになれる気がしたいつか 不確かな愛は輪郭ぼかす あの頃はガキだったんだ 大きな僕はやっと 大きな僕はやっと あなたの外でそっと 大きな僕はやっと 夢から覚めた 会えない人が日に日に増えてゆく 宛てなく人は日々ヒビ割れてゆく あの夏の向日葵は今も 太陽を探して 青い青い 青く流る空に 向かっているのです 君も僕も 君も僕も 大人になっていく これからも僕らは今を生きていく 何にでもなれる気がしてる まだ 割れた電球 何度も拾う 未来は僕が照らすから あかりもひかりも要らない 小さな僕はずっと 小さな僕はずっと あなたと夢を見たい。 大きな僕はやっと 夢から覚めた