散歩、日傘をさす私
AsaMo歌詞
作詞：AsaMo
作曲：AsaMo
窓辺の囀りと朝 目が覚めたの 虚な涙と 踊る、光 あの日の喧騒とは 違う部屋が ふと空白で胸を裂く 掠れる、声が、浜辺に、響く。蟠りを忘れ 変わらない、街を、横目で流して。 過ぎ去っていく私 只、目途なく歩く 憂さ晴らしの、閑静な日よ 吃な唄を…癒して。 落とした声も 海辺の頬を独りなぞる ダサい鼻歌滲んだ記憶だけ ずっと狼狽え拒んでいた ずっと詠わず黙っていたあの日も 隠すように、日傘と歩いた。 亡くしたい物だらけ、また陽が隠れた 戦ぐ声さえ胸に染みる 白波も立たない嘘。一つ摘んだ きっと、空を隠すのだろう -朝、私は気がつく 海は広く 単調な波、平穏な砂 残して 色褪せた青だけ- 月日は進む 歩けども 悩んでいても 壊してでも 朦朧とした夜は歪む いずれ風邪も季節と移ろい逝く あの日に向かって叫んだだけ そっと踏み出す向こうに続く道に 思いを散らして歩いた
楽曲解説
印象派画家クロード・モネの名画『散歩、日傘をさす私』にインスパイアを受け作成した楽曲。 日傘で何を隠すのか。何を散らし、歩くのか。 人の日々の営みを再解釈した楽曲。
アーティスト情報
印象派のような、情景や空間を基調にした音楽を制作 作詞作曲、編曲のほかに企業や団体、VTuberやVsingerなどの外部依頼も受け音楽活動中 2年半、アメリカに海外進学。音楽の勉強を積み、日本で音楽活動をするために帰国。
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