歌詞

作詞：ジモン

作曲：ジモン

春の兆しに 小さな嘘をついた 戸惑いは途方に暮れる 堕ちた光は 闇夜を潜り抜けて 今はまだ喧騒の中へ ゆっくり紡いだ糸が またほつれたから 旅の途中のずっと向こうで 潰れたシューズの先に 伝えたい想いが 闇を信じている 長い月日の後に 変わらない想いを寄せて 重ねて膨らんだ夜は ぼんやりと春を浮かべた 曲がりくねった場所は 年老いたままで プラスチックのビルを並べた 薄めたソーダの泡が 消えるその前に 光を見つけている 長い月日の後に 変わらない想いを寄せて 重ねて膨らんだ夜は ぼんやりと春を浮かべた 赤く錆びたトランクに 残された願いを込めて 記憶を積み上げるまでに ゆっくりと春を迎えた