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すれ違いの歌です。 いまはもうない好きな街を思い浮かべて作りました。
作詞:平松稜大
作曲:平松稜大
手を伸ばせば届くような 雨上がりの青空 泥だらけの足元も いまは気にすることはない なんだか遠くへ来たような 置いていかれたような 人のやさしさもどこか浮ついて わたしをすり抜けてゆく 「ひとりで暮らしたい」 「よりそいあって生きたい」 とにかく足を前に 明日の天気もわからない 雨にふせったこの街も またすこしずつ羽をのばし 滴り落ちた雨の粒は 高速道路から降り注ぐ これからどこまで行くのやら 生きてゆけるのやら 自分をつたえることもできないで こころはうず巻いてる わたしは泣かないから 紙飛行機をつくった ちっぽけで汚れた思いでも 誰かに届けてみたい 幼いのぞみや 年老いた不安も この紙飛行機にのせて だれかに届けばいい だれかに届けばいい
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