歌詞

生き抜くために飲んだ言葉 生きていけずに吐いた嘘 手放したいものばかり 手放せないままなんだ うまくいきそうなんだけど うまくいかないことばかり 行きも帰りもできないや "叶うはず"って寒々しい 僕に歌わせないで まだ消えないあの頃の僕を 絶って だって 青すぎた世界 諦めることを いずれ引き際が大事だってことを もっと歌え 言い聞かせなきゃ 無駄に希望を持って 才能嘆くのさ 苦し紛れの言い訳 毎夜数え眠りにつく 石橋叩き 端を歩いて 弱くてずっと遠吠え続けた 「いつか」と「明日」は 出たことないし 昨日の僕に合わせる顔がないから 惨めだ とっくに悟った フリした 人を呪うことだけが だんだん上手くなってゆく 我が物顔のリリック 口を滑り 流れてゆく 噛みしめた固形物 鹹味が強くなってゆく "認められたい" これが 夢なのかな いま浮かぶ あの頃の僕が 「待って まだまだやれそうじゃないか｣ この傷はのびしろさ 追いかけて 追い越してこう これじゃ足りないよ もっと歌え 言い聞かせなきゃ "叶うはず"って 僕を信じてみるよ 消えたいと願った日が いま僕を生かしていること 胸張って言うよ