スズラン

LEM
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楽曲解説

どうでもいいような仕事を終えて少しクルマを走らせる 夜のコンビニ、シートを倒して目をつむる 大きな雨粒がばちばちとクルマを叩き始め、流れる雨にガラスの向こうの光が乱反射する 小さい頃、どこかの神社のお祭りの人の波、飲み込まれないよう息継ぎをして歩いた 誰かの背中を見失わないようはぐれないよう、必死で歩いた あれは誰の背中だったかな あっという間に僕は大人になって、今度はどこかのオフィス街に飲み込まれそうになっている ビルの間に見え隠れするあの月を、見失わないよう必死で歩いている 雨が風にあおられて、フロントガラスの光の模様が万華鏡のよう 雨粒のとなりにまた次の雨粒が、その雨粒は次の瞬間カタチを失って、細い河になり 別のいくつもの河と重なりあいながら海のようになり でもまた同時に無数の水滴に分かれていく その一瞬のカタチの中にそれぞれのきらめきを宿している あ、 重なりあった雨粒が 瞬間、スズランの花に見えた

歌詞

作詞:Kenichi Suzuki

作曲:Kenichi Suzuki/Ai Asada

懐かし古い小径を往く 誰かの背中を見失わぬよう 過ぎる景色 置き去りに あなたの言葉に宿る魔法から こぼれ落ちた悲しみの欠片 ポケットに溢れていく 手を取り 眩しい日差しを浴びて 白く混ざり込んだ夢の中歩いて きっかけは僕の中に 引き出しの中に いつまでも仕舞い込んで消えた 失ってしまった 真ん丸の月がビルの合間に今日は見えないな 全部わかっていたはずなのに この感覚 それが何だって言うんだな 大きな雨粒が窓をしたたり落ちる 箒星のように儚くいびつなライン揺らす 街の光がそれぞれの滴に灯る 騒ぎ出す あぁあなたにとってそれが そう僕にとってそれが何か 印を付けた合言葉のような気がしたけど 思い出すこともないまま スズランの横顔で重なり合った雨粒たちが 笑いあっている それが何だって言うんだな 大きな雨粒が窓をしたたり落ちる 箒星のように儚く いびつなライン揺らす 街の光がそれぞれの滴に灯る 騒ぎ出す あなたにとってそれが そう僕にとってそれが何か 印を付けた合言葉のような気がしたけど 思い出すこともないまま スズランの横顔で 重なり合った雨粒たちが 笑い合っている

アーティスト情報

愛知で活動するスリーピースバンド 忙しない日常からちょっとだけ離れて、音楽を紡ぎだしています

shea

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