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作詞:谷絹 茉優
作曲:Chevon
「何かに弾かれたように走った。」 「でも夏は大きくて」 「それがどこまでも追いかけてきて」 「そんな気がして怖かった。」 「目が眩んだ。」 「足が止まった。」 「青田の稲が靡いた。」 「二人の横を通り過ぎた風は」 「妙に心地がよかった。」 「「アオタカゼ」」 有象無象だ、所詮僕ら 二度とは、戻れないあの夏の肌 揺れる揺れる アスファルトの照り返し 落ちた汗の昇華 これは、茹だる夏がみせた畝る陽炎の夢でしょうか なんて。眩り振らり。 私、少し、目眩がした あの日から夏に顔向けできない僕ら溶けるような暑さに冷や汗をかいた それは焦る汗、畔、風、あれ??宛などどこにあるんだろうか ああ、ひとつ残らず僕たちのせいなのに 記録的猛暑から逃れる振りをして今、走り出した。走り出した!! 弾かれたように 頭上、細く棚引くように 飛行機雲、手を伸ばしても指は 触れず、消える。 遠く揺れる嗚呼… 入道雲の呆れるような白と煩いほど青い空を 背景に手を引いて走る僕ら、あの映画のふたりのよう このまま遠くの街へ逃げてもきっと 「きっと、大丈夫。」と、 余裕もないのにあなたは、ふざけて見せた 何も知らずにそよぐ心地よい 夏の風に吹かれながら 入道雲のあどけのない白さに(怖くなってしまうから) 「このまま遠くの街へ逃げよう」 あの日から夏に顔向けできない僕ら遠く揺れる青田に幸せを書いた それが褪せるまで、枯れ果てるまで描け!!もう、疾うに霞んだろうか。 ああ、余すことなく僕たちのせいなのに 背負うべき業をただ忘れた振りをして振りをして振りをした振りをした振りをした 罪を、全部、夏のせいにした 「後ろめたいもの」と、そう夏を定義した 走り出せ!!夏に!!!! 嗚呼、弾かれるままに。
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