歌詞
作詞:渡邊大智
作曲:渡邊大智
目が覚めたら もう世界が終わっていた 元にはもう 戻らないと分かっていた 「また明日」って 台詞へ返事のない虚無に 日々の儚さに その身を浸す 互いの違いなど 憎み、蔑み、歪んでしまった 幾千の傷痕に 血に塗れた記憶 何処かで誰かが 神に祈った後を祟る禍に 踊らされて まだ縋りついてる 愛の中で祈りを捧げてる あの花の佳麗さをなぞるように 2人繋いだ手が解かれていく 残星が照らしだす 無情の空から見えるのは 嘘と鬱に塗れたグレイ 朝陽のように輝けない わたしが居る 夜が明る度 孤独には馴染めていた かつて蒼い鳥が囁いていたこの世界 煤で埋もれた 知らぬ誰かが愛し合った記録 片隅で泣いている 零れた命 救えども、幾度やり直せるのか あの地平の向こうには 焦がれた愛が残る あの海洋の果てには 憧憬した夢が残る 歪み合って、 違い合って、 擦り減らして、 奪い合う世界で 君の残星を想う 愛の中で祈りを捧げてる あの花の佳麗さをなぞるように 2人繋いだ手が解かれていく 残星が照らしだす 無情の空から見えるのは 鬱と嘘に塗れたグレイ
楽曲解説
叙情的な歌詞と、儚くも激情的なサウンドが武器のロックバンドThe Chrysanthemumの新曲「残星」。静と動のコントラストが印象的なサウンドと物語のような歌詞世界を是非体感してほしい。
アーティスト情報
The Chrysanthemum(ザ・クリサンセマム)は、メロディアスでエモーショナルなギターロックに、ポストロックやオルタナティブからの影響を融合させた、日本のロックバンド。 喪失と希望のストーリーを、叙情的なメロディ、静と動のダイナミクス、ドラマチックな展開に乗せて、幻想的かつ詩的に歌い上げる。












