歌詞

作詞：端希

作曲：端希

午前0時に現れたダークヒーローが つまらなそうに光を浴びている 5分の1も酸素を使ってるって本当かい？ 僕の脳はどうだろう、 蕩けてんだ闇夜の渦で 頭を蝕む何かで喉を潤して 渇いた肌に水滴が飲まれてゆく 失敬、僕に時間を告げたなら 暫し、適当な笑みだ 浮遊がもう戻らない 「不感症の世界に 僕らが火を点けて」 大人になれぬまま ただ怯えている 取り除けない糸屑が 平衡を崩している 不安定な水面を 僕らはきっと見ているだけ そこに蔓延る”桃源郷” 欲望に付き合わせた脳天の 身勝手に縋ったから往々 分かったよ、自暴自棄は少々 捕まえてくれ自由自在 結果濁る目ん玉はどうしたい？ もし、時を戻したら 新しい朝を迎えるかな それなりのラブコールが 虚しく響いている 単純な本能に救済を求めている 転がった布切れが 惨めさを助長する 簡単なごっこ遊びは 今日も終わりに溶けている 人型をした単細胞 僕ら誰もが一緒だと判定を 違うそうじゃない もっと有り得ない世界を見たいんだ 夜毎失う高鳴りを いつか取り戻してぇんだ ダークヒーローよ、 ここいらでお別れさせてくれ 「不感症の世界に 僕らが火を点けて」 大人になれぬまま ただ怯えている 取り除けない糸屑が 平衡を崩している 不安定な水面を 僕らはきっと見ているだけ