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少し背の伸びた、ふたりのお話。
作詞:端希
作曲:端希
わざとあくびして 久しぶりの君に照れ隠しの敬礼をした 「あと何時間、こっちにいるの?」と 土埃に隠れて言った 渡し損ねた粘土細工のなんとやらは きっと一生僕のポケットに忍ばせたままだ 何千回過ぎた町の姿を君と描いた 揺られるバスの情景も まるで遠くに見えた 不完全な雲と夏の亡霊を 振り切るスピードで 茹だるような季節と 臆病な僕が残った 変わらないようで 影法師は少しあの頃と違っているみたいだ 「煤けた地図はもう、ここにはないの?」 と不意打ちに笑いあっている 青に満ちた畦道で描いた未来図は 世界中で二人だけが知っている 小さな秘密なんだ 手を伸ばした先に木洩れ陽のような フレアが慕った 痛い陽射しも今はちょうどいいね 秋も嫌いになれるよ 何十年先、年老いた僕らが 手と手繋いだままで 「また1年が経ったね」と、 笑えたらいいな 「来年は僕もどこか、 遠い場所に行こうと思う そしたらここでは会えなくなるかも」 「だけどさ、ほんとは、」 そんなこと言えないよな 意気地なしの僕が支配した 何千回過ぎた町の姿を君と描いた 揺られるバスの情景も まるで遠くに見えた 不完全な雲と夏の亡霊を 振り切るスピードで 茹だるような季節と 眠たそうな君と 臆病な僕が残った
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