歌詞

愛を注がれて育ったおれもやがて対面する おれはどこまでも暗い男でしらけたやつだと 笑顔を持たないおれに居場所があるはずもなくて ビルに囲まれた夜の屋上で闇に溶け込む 旅立ちは誰も避けられない運命なんだから たとえ何もない無の世界でもおれは構わない 領域外の痛みの中に祈りなんかなくて 存在しててこれから先に何を求めるのか 見下ろす街は暗がりをもろともせずに 光を放つ 生きてきた暗闇を遡ると光るものもある 母親に抱かれ父親とじゃれる無邪気なダークマン やるだけのことはやりつくしたと終わりを感じて 十字架を胸に棺桶で寝ても眠りは訪れない おれの人生の最果ての地に扉は開かれて 存在しててこれから先に何を求めるのか 光がないこの世界で欲望だけが 支配をしてる 閉ざされたままの棺桶に 終わったはずの運命が 心臓が今、動き始めて瞳は開かれる 扉の向こう 新しい世界に見える 微かな光