歌詞

作詞：カゲ

作曲：カゲ

今ここで全部終わらせに 来たような顔を貼り付けた僕。 全部置いて行くよ。 僕の大切で仕方ない、命も。 事の匙を投げてしまうには、 早いような、いや、それとも。 そもそものタイミングを、 間違えたか、見失ったかな？ とうに過ぎ、去りし日々の、 あの「手を引かれる」感覚が、 今やっと満を持して、帰って来たんだ。 "埃の屋上"より、"海抜ゼロ"へ。 今ここで全部終わらせに 来たような顔を貼り付けた僕。 全部置いてくよ。 僕の大切な命も。 落ちていく、僕が薄れていく。 今度こそちゃんと息が出来るかな? 落ちていく、空を失くしていく。 誠に残念ですが、"ここ"にて。 "個々"に宿した、声を上げるには、 "ココ"は水の中、息が苦しい。 "底"に沈んで息が、止まる前にさ、 "ソコ"で生きられたら。 僕が生きられたら。 今ここで、僕と、君と、 見えない間違いを。 歌う、鳴らす、僕を咎める風が、 僕を突き落とそうとする屋上。 その"風"が、僕の歌う "見えない間違い"なんだって。 "ゼロ"と溶け合う光、 君の目、「焼き付いたかな?」 全部終わらせに 来たような顔を貼り付けた僕。 全部置いてくよ。 僕の大切な命も。 落ちていく、僕が薄れていく。 今度こそちゃんと僕が出来るかな？ 落ちていく、空を失くしていく。 僕の中、残る、"虚"と"空"。