歌詞

作詞：冨塚真生

作曲：中窪涼介

いつもの平日の変わらない現実 午後7時を回った都心 大通り ビルの隙間から注ぐ月明かりが眩しい 特別仕様の望遠鏡で見ようとした桃源郷 見えるはずもなく ただ時間だけが過ぎていく 都心の喧騒を忘れたかのような郊外 地下のライブハウス 掠れた声と響く爆音 僕の憂鬱はいつの間にか消えていた 嗚呼このまま音に乗せて連れ去ってくれよ 全て捨て去り陽の当たる街へ 少しずつだっていい 簡単に忘れはしない この感情 明るい未来なんて信じていなかった 季節の境目 夕方6時のライブハウス ティアドロップのピックが飛んでいく 誰にも取られずただただ落ちていく 誰にも知られずただただ落ちていく 嗚呼このまま音に乗せて連れ去ってくれよ 忘れた過去と 届かぬ未来 陽の当たるこの街から 今日も希望と絶望を叫ぶ