歌詞

作詞:あねそかり

作曲:あねそかり

肩でもたれる背中は今は無い 髪一本落ちていない 広くなったワンルームを見渡す アザに目線が差し込んで痛い 影に身を隠していたい シャツの袖を一段伸ばす 数え切れないほど 迎えた 貴方が隣にいない朝と もう減らない茶葉を横目流し 店頭に立つの 「ご注文は?」 貴方はあの頃と同じ声色で 綺麗な手で 得意げに答えるの 小銭を差し出して「いつもの」 呼吸の仕方が分からなくなって 足は震えて 目も合わさず手渡すの 苦味を押し潰して「Rooibos.」 狭い部屋に響いてた引き笑い 水滴の音しかしない 寂しさに拍車がかかる クローゼットに擦り込まれた匂い とても嗅ぎ続けられない 懐かしさでむせ返る 貴方のためだけを思って        日々買い置きした 朝イチに私が淹れる「Rooibos.」 一口飲んで私の手を 撫でながら言ったよね 「ずっとこのまま」 貴方は 鈍い光を指にはめて 目に入る素振りで 新しい幸せを 貴方はいつも通りの声色で 綺麗な手で 得意げに答えるの 小銭を差し出して「いつもの」 呼吸の仕方が分からなくなって 足は震えて 目も合わさず手渡すの 苦味を押し潰して「Rooibos.」 時を若返らせて「Rooibos.」

楽曲解説

ルイボスティーには若返りの効果があります。

アーティスト情報

現代の略語「あーね」「そか」「り」「あねそかり」 ”人々の当たり前の中に生きる”がコンセプト

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