
歌詞
作詞:稲村奏太
作曲:稲村奏太
薄暗い部屋の中で ひたすら向き合っていたんだ 何度目の溜め息だろう 友達にでもなりたいの? 下手になったな自信は消えた 目がクラクラしている 息が詰まる難しい呼吸 白旗を右手に持った 涙ながらに叫ぶんだ僕は くだらない諦めの言葉を 透明なライトが僕を照らしている 見逃さないように 薄暗い部屋を抜けて 今はこうして歩けている まだ心に穴があってさ 誰にも言えないけど 戻らない時間悔やむ間 無駄じゃないと思えた 唄になれば届くのだろう そして誰か救えるかも ずっと裏切りに会ってきた人が 報われるような言葉を掛ける 光栄だあなたに出会えたこと 一生誇りにできるよ ハリボテの現実の中を ひとりぼっちで歩いていた 長すぎる旅の中で 今になっても僕は言うよ
楽曲解説
薄暗い部屋の中で自分と向き合う時間は、時に孤独で苦しい。 何度も溜め息をつきながら、それでも手放せなかった「歌うこと」への想いが、この曲を生んだ。 過去の挫折や後悔を抱えながらも、「唄になれば届くのだろう」と信じて進む姿を描いている。 誰かの痛みや報われない想いに寄り添いたいという祈りが、静かに、しかし確かな温度で鳴り響く。 光を見つけるまでの長い旅路を描いた、自分をもう一度信じるための唄である。
アーティスト情報
『あなたの日常に、そっと寄り添う音楽を』 東京都発、'25.05結成、大学生3ピース邦ロックバンド。 ポップスとロックを自在に行き来するサウンドと、誰かの“いま”に寄り添うリアルな言葉が多くの共感を呼ぶ。2025年10月現在、SNSフォロワーは8,800人を超え、ネット発の熱量を現場へと繋げている。 同年6月28日には初のミニアルバム『strata』をリリース。 これまでに8枚のシングルを発表し、どれも違った顔を見せながらも芯の通った世界観が光る。SNSを起点に、ライブシーンでも着実にファンを増やし続けており、東京インディーの新たな波として注目を集める存在。 現代的なセンスと等身大の感性を武器に、共鳴の輪を広げている。 キャッチーさとエモーショナルさを併せ持つ音楽は、ジャンルや世代を超えて響く。 未来を担うバンドの“いま”を体感してほしい。











