歌詞

意味があるのだろうか世界で憂う花 輝きを落とす露 何も見えてない 切り取られた欠片 深水へと沈む 進みたいわけじゃない 抗えないの あぁ… 雨が降るなんて 幾度もあった 苦いと感じた 初めてに戸惑う 別に感じたくない 求めてもいない感覚 吐き出したくって 包にくるまった ただ 綺麗でありたかった 酸性の雨 爛れた箇所（ところ）へ もう 消えてしまいたい 逃すまいと 水の幽閉所 意味があるのだろうか 世界で憂う花 結果なんて見えず 目も当てられない 有機物なる破片 深水へと落ちる これしか道はもう 残されていないだけ 何が違うだろう 同一なはずなのに 風に煽られて 何かが裂けた 苦しいの先に 答えはあるだろうか 誰に聞くのか 押し込めた呼吸 ただ 示したかった 要らない感情（きもち） 目を逸らせたなら もう 怖くて逃げたい 逃すまいと 水の牢獄 意味を見出したい 世界で憂う花 美しさに気づけず 俯いたまま 色が削れた破片 深水へと沈む 己が持つ色は 深縹（こきはなだ）に映えるのに ただ 全てが怖くなった 描くものがほら 悲観的になって あぁ… 消えてしまいたい 夢は全て 忘れてしまった 意味があるのだろうか 孤独に憂う花 醜い姿はもう 目も当てられない 削りちぎれた破片 薄くてもう見えない 最悪の結末 次の選択 意味はもう見えない 世界で憂う花 濁った思考回路 ただ落ちてゆく 切り取られた欠片 深水へと落ちる 重力に身を委ね ただ堕ちてゆくだけ