歌詞

連れられ歩く 行く方に身を委ねて 道の端風に靡く草むら 季節はいつだか 優しい声がする 手を引いて そっと微笑む 教会の裏道 陽射しが強いな 消えていく片隅 やがて無くなるのか 断片的に残る 幼き姿が 少し　少しずつ 薄まるように 輪郭がゆっくり 滲んでいく 無邪気に走ったこと 振り向いては近づいたこと 手に持つ木の実が 今でも思い出すんだ 辿るようにして 道を歩いて 確かめる 微かに見えた 微塵の記憶 消えていく片隅 やがて無くなるのか 目にしたのは確か 少し　少しずつ 滲んでいく 鮮明に映る時は 回る渦の中　 掠れていく 幼き姿 消えないで