歌詞

伸びた前髪　睫毛にかかるように きっと僕らは少しずつ変わって 触れる指先　温度が移るように きっと僕らは流れて　流れて ずっと 雲が膨らみ　陽が翳っていくように きっと僕らは少しずつ変わって 落とした手紙が　水面に揺らぐように きっと僕らは滲んで　滲んで 新しい服に袖を通した あなたも気に入ってくれるかな 話をしよう 嘘さえも見透かしてしまうような 時間も距離も 全部僕で　全部あなただった 溶けた氷が　グラスを鳴らすように きっと僕らは少しずつ崩れて 花が芽吹いて　春が濃くなっていくように きっと僕らは乱れて　乱れて そっと 話をしよう なんて言ってさ、馬鹿みたいでしょう？ 大丈夫だよ そっと言ってさ、抱きしめてよ、ねえ 話をしよう 嘘さえも見透かしてしまうような 時間も距離も 温度も声も髪も指も 話をしよう 嘘さえも美しく思えるよ 目を塞いでいよう 最後くらいは見逃せるように あなたのことも忘れていくように