歌詞

作詞：HIBIKING

作曲：HIBIKING

ああ　息を切らした 君らしくもなく不安げな顔 縺れそうな足をひたすらに 回す僕の横でへたれ込む ああ　鼓動の音が 君に聴こえそうなくらい近くで 瞬きをする暇もないほど 一瞬の光に溶けていく 忘れそうな夢の中 凍えきった体抱き寄せて 今夢中で確かめる 頭の片隅の記憶を 最後までこの場所に 居れますようにと 大声で小さく叫んで消えた あの日の君に会えたら 最後までこの場所で 待ってるから手を伸ばせ 震えたその手で　臆病でもいいから 君と一緒に　置いては行かないぜ ああ　移り変わった 街と体の呼吸がリンクして 変わらない路地裏に隠れては 変わりたくないと強く願った ああ　雨が上がった 空の虹が僕には醜くて 君がいなくなった世界は 何もかもがどうでも良くなった 「はじめまして」と「さよなら」を 僕らは繰り返して来たのに いざその瞬間が来るとほら 震えるほど怖くなるんだ 最後までこの場所に 居れますようにと 体泥だらけで這いつくばった 情けない姿を晒して 最後にはこの場所で 笑ってやるぜ　ラストスパート 最高の瞬間へ　向かう準備はできてる ああ　ずっと前から　その為の覚悟も 最後までこの場所に 居れますようにと 大声で小さく叫んで消えた あの日の君はもう居ない スタートからこの場所が 一番遠いゴールになった 嵐の中を　それぞれの困難を ボロボロの体で　ここまで来たんだ