二十歳のポケット
いろはに波音歌詞
作詞:波音
作曲:波音
大人になった君に 会えるのだろうか 今日が最後でいいから 一度だけでいいから 君に会いたいな 南武線の窓に映る スーツ姿の僕は 大人になったらしい 今日は成人式 君が風邪で休んだ時 僕がプリントを届けたね 5時の鐘が鳴るまで 二人でよく遊んだよね 大人になった君に 会えるだろうか 今日が最後でいいから 一度だけでいいから 君に会いたいな 君が手を突っ込んだ ポケットは今空っぽ 久々の武蔵小杉は 高いビルばかりで 日陰が多くて寒い ため息さえ白くなる 振袖の華やかさを 競い合う女子の中でも マスクをしていても きっとすぐ見つけられる 君もどこかで 僕を探してるかな 始まるものすべてが いつかは終わるものだと わかっているけれど このまま会えないなら ポケットに残る気持ち 今日こそ会えないかな もう少しだけ待ってるよ
楽曲解説
川崎市の成人式を舞台にした曲です。もう会えなくてもいいから、一度だけ会いたい友達へ向けた曲です。
アーティスト情報
ピアノと歌だけで、感動できる曲を作っていく。100年以上残っている本当の名曲は、歌声の無い曲も多い。どんなに時代が変わっても、失恋の本質は変わらないし、それを掴んだ曲はずっと残る。優しいふりして自然消滅させようとする先輩、「いつか」という言葉で会えなくなってしまう人、自分の気持ちを伝えそびれて一生後悔してしまう人。そういう思いを全部、曲にする。誰かの涙を、誰かの力に変えていく。 カバー、コラボ希望などのご連絡はTwitterまたはメールから。 mail: tomo.sakushi.radio@gmail.com











