
歌詞
作詞:Amigene
作曲:Amigene
悠々と飛んだ不死鳥は 体を鉄へと変えられた ペガサスの羽と生きがいは 奪われてハンドル埋め込まれた 空を泳いだドラゴンは 槍に打たれて地に堕ちた 何かから空を守ってた 炎の息吹は黒煙に変えられた 海を統べる鯨たちの心は 吸い込みきれない身勝手のせいで死んでった 森を守っていた心優しい山の王は 首だけにされて飾られた 「もうこの地球(ほし)は人間(僕ら)のものだ」 人を守り続けた大木は 腰から上を切り落とされた 風になびき生きる木々も 風と共にはいられない 理不尽な支配受けてきた 動物たちは鎖断ち切った 命尽きぬよう流るる川は 行き先失い腐り果てた どこまでも続く大地にはその体に 痛々しいほどの線を引かれた 傷つけられた山々は耐えきれず 怒りの流星を降らせた 「まだこの地球(ほし)は人間(僕ら)のものか?」 「聞こえてはいたんだ」と 「ただ見たくなかったんだ」と後悔を許して 「あの頃はよかったねって」僕らは言えるけど 次を生きるぼくらはそうじゃない 未来の声が聞こえたら 僕らになんと言うだろう? 宵の空に輝く星々も 今じゃガラクタでできている 寄せ集めて作ったその体に 心を灯してあげたいな そしていつかは絵本の中のように 手を取り合って終わりを結びたい
楽曲解説
地球にある壮大で美しい自然を舞台に、絵本のような物語をテーマにした楽曲
アーティスト情報
壮大な物語から放たれる音の表現に研磨された歌詞を込めて魂の声で歌う ヒリキーズというバンドのような名前は、いずれバンドをやれる仲間に出会いたいという願いを込めて。何もできなかった非力な僕が一体どこまでいけるのか、その姿、照覧あれ!










